雑感。

「つれづれなるままに、、、」というほど、
枯れた感じでも高尚な趣でもないけれど、
忙しさの中のエアポケットのような一瞬に、
思うともなしに思うことがある今日このごろ。


思うところを心太を押し出すように、
いとも簡単に表に出したいな〜と、
思うこともなくはないけれど、
それを出したところでモノゴトが好転することは、
こと自分自身に関してはあまりなかったような気がする。
それでもまだ若く、血の気もあった頃には、
後先余り省みることも無く、
言いたいことを言いたいように吐き出していたようだ。


最近はどうだろう？
最近は、
本当に伝えたいこと、言いたいこと、
伝わって欲しいこと、言わなければならないことほど、
強い断定口調とは正反対の口調で話そうとしているようだ。


もちろん、自分が何かを伝えたい相手が、
どんなタイプであるのか、どんな状態であるのか、
それによって同じことを伝えようとしても異なる伝え方になる。


私は自分自身に、
いわゆるコミュニケーションの卓越した能力が、
あるとは決して言えないけれど、
自分が伝えようとしていることを、
わかろうとしてくれている相手であるなら、
十人並み程度の能力がないほどにはひどくないとも思っている。
ただ、どちらにしても、
自分が何かを相手にきちんとある程度伝えようとするには、
相当量の時間がかかるようである。
とりわけ、自分と相手の認識の齟齬が大であるときは、、、。


どちらにしても、
帯に短したすきに長しというか、
二兎を追うもの一兎をも得ずというか、
自分の不徳の太さなのだろう。