寂寥感もなきにしもあらず、な日々。

受注産業ゆえの性とでもいうべきものなのだろうが、
いま少々寂寥感（というほど高尚ではないか）の中に居る。

仕事上というか、私個人の問題なのか、
今までのところは残念ながら、
来てくれた子（親）たちすべてに、
彼らが望むものを過不足無く提供できたことはない。
とはいえ、なんらかのカタチで、
十分に満足とまではいかずとも「それなりには満足かな？」という程度には、
かなりの割合で提供できている自負は少しだけ持っている。


ただ、それは最終的な本番（試験）を迎える時期に、
私のところに居てくれた子（親）たちに限っての話で、
毎年、とまではいかないが、
目的地に向かう途上で何らかの思いを持たれたからなのだろうが、
私のところを去って行く方達はいる。


これはどうしても仕方の無いことであるから、
いちいち気にしているほうが良くはないのかもしれない。
けれども、やはり、
出会いがときめきを伴うのと同様に、
別れには一抹の寂寥感を感じずにはいられない。


結局は、
私自身のチカラの無さに起因するのだろうが・・・・・