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当ブログ管理人、千葉県八千代市で「個別学習ヴァージャー」という塾をしているうかる~る・岡本と申します。 ここでのブログはまだ始めてから短いですが、少しずつ充実させていきたいなと思っております。学習塾の塾長をしておりますが、教育の話はほどほど(?)で、日々のうたかたをお気楽かつ皮肉交じり?に綴っております。一部の個人情報を除いては「ほぼノンフィクション」になっております。ブログがリアルへの架け橋になればいいなと思っております。どうぞよろしく。 For Non Japanese readers. Thank you very much for visiting my weblog.I am very happy to be visited. If you have time,please leave your comment.(^^) Ciao!

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2009/07/09

高校無償化について思うこと

パッと見すると素晴らしそうに見えてしまう「高校無償化」という民主党の公約。
実態はどうなんだろう?

経済的に困窮しているにも関わらず修学したいという方々にとっては、
ぜひともしてあげるべきことであるとは思う。
しかしながら、実際のところはどうなんだろう?
本人が本当に学びたいと思っていて、
そして家計的にはそれが許されない。
そんな事例はどれほどあるのだろう。

少なくともこの「高校無償化」という、
来るべき選挙のためのアドバルーンを発案した議員さんが考えておられるほどに、
多くはないであろうことは確かであると僕は思っている。
ま、しょせん「人気取りのバラまき」という範囲を出ない。
違うだろうか?


この施策の財源(実質的な)の不明瞭さ、不確実さはもとより、
今のところの実施方策自体に「???」と思わざるをえない。
なにより、高校を無償化することの意義が僕にはよくわからない。
無償化したら国民の賢さがアップして、ひいては国力の増強に繋がる?
もしもそうなら、高校無償化よりももっともっと前の段階、
現在の義務教育のあり方から根本的に見直す必要があるはずだ。
いや、義務教育の前の段階までも見直さなければならないのかもしれない。


「高校無償化」、
これは設定段階からして根本的に間違っている。
つまりは実際に実施したところで、
発案者が考えているような結果は得られないということだ。
そう考えると僕個人としてはこの政策にはイエスとは答えられない。


タダより高いものはない。
この言葉はある意味真理だと考えているので、
僕の考えに対して異論はあると思われるが、
どうしても懐疑的(慎重)にならざるえないのである。
実際にこの「高校無償化」が実施されることになったら、
僕の生業である塾業界にとって、
けっしてマイナス要因にはならないだろうと、
僕は思ってはいるのだけれど・・・・・・・

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